次は『MINISUKA POLICE 2』。Track 2には、44分30秒にも及ぶ長大な『ミニスカ愛の劇場 空想ミュージカル超大作「激闘!ヌゲヌゲ星人対ミニスカポリス」』が収められている。ここでの設定は、戦隊物のコンセプトを中心に、現実が一部取りこまれている。

ミニスカ愛の劇場

ダウンロードリンク(1.83MB)

藤森警察庁長官は、一人娘みゆきのマイペースぶりについに業を煮やした。共同生活の中でその性格を正そうと、密かにミニスカポリスという私設部隊を、長官自らのわがままで設立してしまった。メンバーは五人。一見純情ポリスなのだが、みな一癖も二癖もある謎に包まれた経歴の持ち主でもある。藤森長官直属の部隊であるが、表向きは交通課に籍を置き、市民のカーライフの安全と充実を願う広報担当として扱われている。そのため、活動資金はテレビ出演のギャラやイベントの営業手当、そしてレコードの歌唱印税で捻出しているのである。

隊長は来栖あつこポリス。なぜか、彼女が宇宙人であるという噂が、まことしやかに署内に広まっている。一説によると、銀河十字軍の戦士であった彼女は、ヌゲヌゲ星人を追跡してきたが、宇宙船の故障で地球に不時着したという。そのとき頭を強く打ち、記憶喪失になってしまった。十字軍のクロスから来栖を名乗り、現在宇宙復帰に向けてのリハビリ中らしい。得意技は来栖ボンバー。痛そうだ。

松井友香ポリス。超能力の得意技という彼女の出生には、かなり謎めいた秘密が隠されているらしい。ミューポリスと呼ばれるその由来は、μというギリシャ文字の模様が、ある条件下で体に浮き出るからだという。どこに出るのかはわからない。が、何だか楽しみだ。

沢木涼子ポリス。生まれながらの走り屋。クラブから赤ちょうちんまで幅広く馴染みの店を持ち、夜の繁華街では陰の黒幕として恐れられている。その行動力から得られる情報は確実かつ多彩で、幾多の難事件もその情報網で解決されてきたらしい。別の三人組の捜査ユニットにも籍を置く彼女は、全国行脚の旅に出て全国レベルでの情報収集にも余念がない。得意技は、強引な割りこみとウインカーを出さない車線変更。

田中真子ポリス。かの足柄山の金太郎の末裔。生まれた時から熊のぬいぐるみにまたがり、お馬の稽古を強いられてきた彼女は、大の熊マニア。熊、大大好きポリスである。得意技はさば折り。そんな彼女にも、パソコンの達人という意外な一面があるのだ。ネットワークを通じての情報網は、CIAもびっくりだ。

そして、いつもマイペースな藤森みゆきポリス。彼女は藤森財閥の令嬢である。祖父は経団連の名誉会長、父は警察庁長官。得意技はないが、苦手は苦労と貧乏である。武器マニアでもある彼女は、自宅に軍隊も真っ青な兵器庫を持ち、そこはまたミニスカポリスの秘密基地としても使われている。

性格や趣味はバラバラでも、チームワークだけはバッチリのポリスたち。今日も人類を守るため、辛い時も笑顔を絶やさず、日夜戦いつづけているのだ。地球の愛と平和を願い、どんな凶悪な武器や組織にも、ひるむことなく立ち向かって行く戦士たち。それがミニスカポリス。がんばれ、ミニスカポリス。戦え、ミニスカポリス。

来栖・松井の設定は、全くドラマ向け。田中もほとんどそうだ。しかし沢木は現実とほぼ同じ(…)。藤森は「いつもマイペース」しかあっていないが、同じFitでも田中とはずいぶん扱いが違うようだ。この後に藤森のペット「ルイ」の歌が出てくるが、その前に藤森自身から紹介してもらおう。藤森がビデオ中で一番ごきげんなシーンがこれだ。

Sweet - Her Pet

ダウンロードリンク(1.30MB)

このミュージカルでは、田中はヌゲヌゲ星人のワナにかかってイヌに変えられてしまう。みんなで心配すると思いきや、やっかいものとして押しつけあいになる。加えてひどい言われかた。その一方で藤森は…

Louis Louis

ダウンロードリンク(621KB)

この役柄の違いは、日ごろの行いの違いであろう(断言)。こんなオトメチック(笑)な曲がまともに歌える変わった人は、なかなかいないように思う。ちなみに、現在の歌唱力はこれより上達しつつあるようだ。

続いて、今は亡き荒川ひろみの演技について見てみよう。

← ↑ →